第8回コント「教習所」

投稿日:

 

とある教習所でのお話し

 

トオル「いよいよ今日から
車の運転の教習だ。
緊張するなぁ・・・」

 

教官「君、車の運転は今日が初めてだね?よろしくじゃ」

 

トオル(かなり年のいった
お爺ちゃんだな・・・。
出来れば若い女性が良かったなぁ)

 

トオル「はい!こちらこそよろしく
お願いします!」

 

教官「おっほっほっ。元気があってよろしい。ではこれに乗りなさい」

 

トオル「・・・・えっ?どれですか?」

 

教官「ん?目の前の車が見えんかえ?」

 

トオル「・・・目の前の車ってまさか
この三輪車の事ですか?」

 

教官「もちろんそうじゃよ。
いきなり自動車なんて危なくて
乗せる訳なかろう」

 

トオル「いや、でも・・・」

 

教官「いやもでももあるか。免許が欲しかったらさぁ乗りなされ」

 

トオル(何でこんな事に・・・今の時代はこれが当たり前なんだろうか?
ええい!仕方ない!)

 

ピタッ

 

教官「おいおいお兄さん、ちゃんと周りの安全確認してから乗らなきゃダメじゃないか」

 

トオル「あっ、すみません」

 

キョロキョロ、ピタッ

 

教官「自動車だったらドアを開けたりシートベルトを着けたり、エンジンをかけたりがあるから気を付けてな。
ではペダルをこいで発進じゃ!
制限速度は30㎞だから注意するんじゃぞ」

 

トオル(そんなスピード出ないよ!)

 

トオル(ちゃんと注意される前に周りを確認してと・・・)

 

ギーコギーコ

 

教官「おっ、なかなか腕が良いね
お兄さん」

 

トオル「そりゃまぁ小さい頃は
乗っていましたから」

 

ギーコギーコ

 

教官「なんじゃと?!無免許でか?!」

 

トオル「へ?そりゃ無免許ですけど?」

 

ギーコギーコ

 

教官「そりゃいかん!
こんな所に極悪人がいたとは!!
警察を呼んで裁きを与えんと!!」

 

トオル「えっ?えっ?三輪車を運転するのに免許が要るんですか?!」

 

ギーコギーコ

 

教官「もちろんそうじゃ!お兄さんそんな事も知らんかったんかえ?」

 

ピッポッパッ

 

教官「もしもし警察かえ?
ここに三輪車を無免許で乗っていた極悪人がおるから大至急来て下され!」

 

トオル(そ、そんな・・・三輪車に免許が必要なんて今まで知らなかったぞ・・・お父さんもお母さんも、俺が小さい頃三輪車に乗ってあんなに笑顔だったのに・・・)

 

トオル「あの~、極悪人っておっしゃっていますが、三輪車の無免許ってそんなに重い罪なんですか?」

 

ギーコギーコ

 

教官「もちろんじゃ!良くて無期懲役、悪かったら死刑になるじゃろうな」

 

ギーコギーコ

 

トオル「そ、そ、そんな~!!教官様お願いです!何とかお助けを~!!」

 

教官「いや、ならん!ちゃんと裁きは受けて貰わないと世の中が成り立たん!
しかし、お兄さんは見た目は良い人そうだから無期懲役で済むとは思うぞい」

 

トオル「いや、そこを何とかお願いしますよ~!私にはまだまだ未来が・・・」

 

ギーコギーコギーコ

 

教官「あ、危ない!」

 

ドッシャーン!!!

 

トオル「いててて・・」

 

教官「お主、木に三輪車をぶつけをって・・・
我が国では三輪車は国宝なんじゃよ。
これで死刑は確定じゃな」

 

トオル「そ・・・そんなぁぁ~!!」

 

ちゃんちゃん

-コント
-,

Copyright© 暇つぶしお笑い広場 くすぷ~ , 2018 AllRights Reserved.